少し前の新聞の記事から、厚生年金適用拡大について(2020年2月21日、読売新聞)
雇われて働いていても、パートなど短期労働者(週20~30時間)は厚生年金に入れない人が居るため、厚生年金の適用を拡大するとの記事が目に付きました。
勤め先の規模要件が2024年10月より、従業員500人超えから50人超えになるとのこと。
勤務期間も1年以上から2ヶ月以上へ拡大するらしい。(2022年10月より)
入りたいのに入れなかった方々は良かったですね。って感じですが、雇い主的にはコストが増え、かなり負担となりそうです。
厚生年金に入れば、年金が基礎年金に加え、厚生年金も貰えるんですよ。の図↓
ただし賃金8.8万円/月、厚生年金に10年加入の場合です。
今、賃金8.8万円/月の方は、敢えて収入を抑えているのでしょうから、厚生年金に入り扶養から外れるのであればもっと稼ぐはずで、そうすると取られる税金が増えますね。
あと、パートって30年とか長く勤務する事って少ないと思います。
辞めたら国民年金と国保に入る手続きをしなくてはならないので、面倒くさいです。
国民年金に穴が空く可能性が大。
それに、1ヶ月開けてすぐに別のパートに就いたら、2年前納で割り引かれる国民年金保険料の支払い方が出来なくて、ちょっと損。
厚生年金が老後に貰えるようになるから良かったねって、単純じゃ無いはずなのに、正義みたいに書かれていたことに疑問。
国の収入が増えることだけは確実です。
私はもう厚生年金には加入したくないのに。。。