センセイ(自称)には無駄になるかも知れないと釘を刺されましたが、飛鳥Ⅱ世界一周クルーズを振り替えた2021年と中止になった2020年とで比較してみました。
と言っても、パンフレットから分かる程度でたいした内容ではありません。
【比較項目】
・クルーズ期間と食事回数
・クルーズ代金
・クルーズ特典(無料ツアー)
・寄港地
【比較結果】
■クルーズ期間と食事回数
(横浜発着のAコースで比較、Bコースは神戸発着)
2021年:2021年3月29日~7月13日、107日間
食事回数 朝・昼・夕 各105回
2020年:2020年4月2日~7月13日、103日間
食事回数 朝・昼・夕 各101回
食事回数は、通常は日数マイナス1回になります(10日間クルーズならば朝・昼・夕各9回)。
しかし、世界一周クルーズは時差調整で1時間位1日の時間が長くなる日があり、その積み重ねで24時間近く多くなった時間の帳尻を合わせるため、最後の寄港地(ハワイ)から日本に戻る間に日付変更線を越え1日の無くなる日があるので、日数マイナス2回になるようです。
2021年のクルーズは4日間長くなりますが、横浜に帰ってくる日は同じ7/13でした。
■クルーズ代金(1人分)
まず私たちが予約した一番安い客室の料金で比較
・Kエステート(開かない窓あり、視界不良、96室)
2021年:550万円、ワールド特別割で440万円
2020年:487.5万円、ワールド特別割で390万円
(ワールド特別割は6月中に全代金払込で一番代金が安くなります。20%Off)
ついでに人気のバルコニーで比較
・Eバルコニー(バルコニーでも安い方、84室)
2021年:740万円、ワールド特別割で590万円
2020年:725万円、ワールド特別割で580万円
更に気になるスイートルーム
・Sロイヤルスイート(一番高い客室、4室)
2021年:3000万円、ワールド特別割で2400万円
2020年:2875万円、ワールド特別割で2300万円
Kエステートだと2021年のクルーズは1人+50万円になってしまいました。
Eバルコニーの人は+10万円のみですが、バルコニーの代金(Kより+150万円)を払える訳では無いので仕方がありません。
(ちなみにSロイヤルスイートは+100万円)
余談になります。
横浜から乗船して、最後は横浜で降りず神戸まで乗船する事が出来て、代金は横浜発着と変わらないようです。ある方のブログでを拝見し知りました。
もちろん神戸から自宅への移動費用が追加となりますので、私たちは選択出来ないです。
■クルーズ特典(無料ツアー)
世界一周クルーズ中、飛鳥Ⅱからの招待ツアーがあります。
2021年:ヴェルサイユ宮殿「戦闘の回廊」特別ディナー
(一般入場終了後の入場、帰船は深夜となる)
2020年:ケネディ宇宙センター半日観光
クルーズ特典は、2021年の方に軍配が上がりました。詳細不明ですが、ディナーが付くのでツアー料金で言うと1万円位はUPするでしょう。
飛鳥クルーズ就航30周年記念と言うだけあって気合いが入っています。
ちなみに、就航20周年記念の時はストックホルム市庁舎で晩餐会があり、ノーベル賞晩餐会の会場と同じ「青の間(Blå hallen)」だったようです。
■寄港地
・寄港地、国数
2021年:30寄港地、21ヶ国(ジブラルタルを1国とした)
2020年:25寄港地、16ヶ国
2021年は就航30周年記念で30寄港地にこだわっています。
2020年は沖に止まり上陸用ボートで上陸する寄港地が2港あったのですが、2021年は無さそうです。
上陸用ボートの場合、天候により上陸出来ないことがあり、それを避ける(30寄港したい)ためだと思われます。
(2018年の世界一周クルーズでは寄れない港があったようです)
長くなったクルーズ日数4日に対して、寄港地数は5港増えました。終日クルーズの日数が減ったのですが問題ないです。(終日クルーズ数は充分にあります)
国数について、2021年のクルーズは、2020年で行く予定が無かった国9ヶ国(マレーシア、ヨルダン、イギリス領のジブラルタル、フランス、ドイツ、カナダ、バハマ、グアテマラ)が加わり、4ヶ国(モナコ、ベルギー、メキシコ、コスタリカ)が減りました。
ヨルダン、フランス、ドイツ、バハマは行ってみたいです。
モナコ、メキシコ、コスタリカは無くなって残念です。
・初寄港地数
2021年:7港
(アカバ、バーリ、ジェノバ、オスロ、コペンハーゲン、チャールストン、ロングビーチ)
2020年:5港
(ゴア、ゼーブルージュ、トロンハイム、ケープカナベル、マサトラン)
2020年の初寄港地は、クルーズが中止になったので今後のクルーズで初寄港地になりますね。
・オーバーナイトステイ数
船はあんまり停泊しません。通常、朝着いて、夕方に出航するのですが、数回は1泊碇泊します。
1泊碇泊することをオーバーナイトステイと言います。
2021年:7回
(アカバ、ジェノバ、リスボン、ルーアン、ティルベリー、レイキャビク、ニューヨーク、ホノルル)
2020年:5回
(リボルノ、リスボン、ティルベリー、ニューヨーク、ホノルル)
だいたいオーバーナイトステイする寄港地は決まっているようです。
時間があるので自力で観光して楽しめると思います。
なので、リスボンとかニューヨークとか有名な観光地だと思うのですが、アカバ(ヨルダン)って何処?
調べないと(゜Д゜;)
2020年と被った寄港地は9港ありました。
(シンガポール、サラーラ、ピレウス、リスボン、ティルベリー、レイキャビク、ニューヨーク、カルタヘナ、ホノルル)
運河もスエズとパナマの両方を通航します。
私としては、エジプトに寄って貰えると嬉しかったのですが、情勢などで寄港できなかったりもありそうで、中々寄港地候補にはならないかも知れません。
はぁ~、こんなに楽しみにしているので2021年も行けなかったら悲しい。
2020年のクルーズは中止が決まってかなり驚きました。
そういったリスクがあることも承知しつつ、動向を見守りたいと思います。