米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、宇治徳洲会病院(京都府宇治市)はインスリン用注射器を使えば1瓶当たり7回接種が可能だと発表し8日、報道陣に接種の様子を公開した。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000209226.html
ワクチンは、計算上は1瓶当たり7回分取れるが、これまでの注射器では先端や針の根元に薬液が残り、予め用意した針では5回、特殊な針を使って6回分しか取れない。
宇治徳洲会病院では薬液がほぼ残らないインスリン用注射器を使用したところ、7回分取れることを確認した。
1瓶6回分から5回分に減ってしまうニュースで観ましたが、それが7回分になるなんて朗報です。
そもそも国が用意した5回接種できる注射器は、先端部分に薬液が残るものでした。
その後判明した6回接種ができる特殊な注射器は、先端部分の凹凸を合わせて残った薬液を押し出すことで接種の回数を増やせるというものでした。
そして今回、宇治徳洲会病院が発表した7回接種できるというインスリン用の注射器。
違いは針の部分で、欧米人に比べて日本人の皮下脂肪は薄く、針を約半分短くできるといいます。さらに針元部分がないため、中に残る薬液が減って7回分接種可能となるそうです。
ワクチンは筋肉注射のため、人によっては筋肉まで届かない可能性がある。同病院では超音波検査で皮下脂肪の厚さを測り注射器を使い分けている。
皮下脂肪の厚さを測るのはひと手間かと思いますが、回数が増えた方が良いですね。
太った人は測らずに6回分の注射器を使うのかな?痩せた人は測る必要は無さそう。
見た目で決められちゃうのは何となく嫌ですが、時間短縮のためなら文句言ってられません。