テレビで観た気になる中国のニュース。
中国で、アジアゾウ15頭の群れが北上を続けており、都市部へ進入しないようドローンなどで24時間監視して、警戒中です。
経験の浅いリーダーが群れを道に迷わせたのではないかとの見方や、新しい生息地を探している可能性を指摘する声があがっている。
映像では、猪突猛進という訳では無いけれど、何か目的があって先へ先へと進んでいるように見えたので、私は新しい生息地を探しているように思います。
移動の途中で子像が一頭産まれたそうです。
ですが、途中で2頭は群れを離れたとのこと。
離れた2頭が気になりましたが、どうやら引き返したようです。
麻酔で眠らせ元の生息地へ返す方法があるようですが、15頭の群れとなると、象が暴れる可能性があり、今のところ手立てが無いようです。
アジアゾウは、アジアの13の国(インド亜大陸とインドシナ半島、そしてセイロン島、スマトラ島、ボルネオ島)に分布。
しかし、こうした自然環境の消失(これが主な原因)や、象牙を狙った密猟などにより、各地で個体数が減少しており、現在は絶滅危惧種に選定されています。
引用元
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/4306.html
中国国内のアジアゾウは、西南地域の3カ所に生息し、中国の国家1級重点保護野生動物に指定されている。
30年以上にわたる保護活動の結果、1980年代初旬には193頭だったのが、現在は約300頭まで増えているそうです。
SDGsの取り組みは、ますます大事になってきますね。