エジプトのスエズ運河で愛媛県の会社が所有する大型のコンテナ船が座礁した事故で、事故の賠償について運河の管理当局と船主側が正式に合意し、留め置かれているコンテナ船は出航できる見通しとなりました。
引用元
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210705/k10013120051000.html
事故の賠償をめぐり運河を管理するスエズ運河庁と船主側の交渉が続いてきましたが、船主責任保険を担当するイギリスの保険組合は7月4日「正式な合意に至り、船の運航再開に向けた準備が進められる」と発表しました。
7月7日に合意文書の署名を行うようで、その日のうちにもコンテナ船は出航できる見通しです。
賠償金をめぐっては、スエズ運河庁が日本円で600億円余り(当初は1000億円余り)の支払いを求めたのに対し船主側は160億円余りを提示していましたが、先月下旬に原則的な合意に達し、ラビア長官は「妥協案を模索した」として円満な解決に自信を示していました。
双方とも、賠償金の額など合意内容の詳細については明らかにしていません。
ようやく決着が着くようです。
このコンテナ船はオランダのロッテルダムに向かうそうですが、積まれたままの荷物はどのようなものなのでしょうか。
また、コンテナ船(エバーギブン)を使えなかった期間のコストも発生したでしょうから、決着に至ってよかったです。
