新型コロナ対策に漢方が心強い - 新しい地図を広げて、世界一周クルーズへ

f:id:g-tomatoma:20211007090352j:plain

緊急事態宣言は解除され、新規陽性者数も減ってきました。
しかし、第6波が来るとの予想。
漢方薬は、感染予防や、ワクチンの副反応に対して奏効するだけでなく、感染したあとの諸症状にも大きな効果を発揮すると、井齋偉矢先生が「新型コロナと速効! 漢方」という本を出版されました。

事前知識として知っておくのもいいと思います。
本来、感染後の治療は、病院で行われるべきものです。と記事の中で書かれていましたが、第4、5波で病院へ入れず自宅療養者が多くなったからです。

PCR検査で陽性となった方が実際に自宅療養で使える漢方処方について紹介されています。

●ツムラ補中益気湯（ほちゅうえっきとう）
1回2.5g、1日3回（朝昼夕）を7日。
更に飲み続けても良いそうです。

自宅療養では、パルスオキシメーターが欠かせず、最低でも1日3回チェックして、93％以上（できれば96％以上）あることを確認し、もしそれより下がっていたら、夜中でもも、保健所の担当者と必ず連絡を取ってくださいとのこと。

他にも
●［東洋］葛根湯
●ツムラ小柴胡湯加桔梗石膏（しょうさいことうかききょうせっこう）
など

ただし、漢方薬といっても薬。誤った服用の仕方をすると、かえって症状を悪化させたり、思わぬ副作用を招いたりすることもあるのでご注意下さい。必ず事前に漢方に詳しい医師や薬剤師、あるいは、拙著『新型コロナと速効！漢方』をよく読んで上で、服用するようにしてください。