花王パーソナルヘルスケア研究所、花王生物化学研究所、花王解析化学研究所の3者は12月14日、ヒトの手指には、感染症の原因となる菌やウイルスを減少させるバリア機能が生来的に備わっており、風邪やインフルエンザなどの感染症のかかりやすさに関連している事、ならびにバリア機能に個人差がある事や、バリア機能には手汗から分泌される乳酸が寄与していることを明らかにしたと発表した。
ヒトの手指には菌やウイルスを減少させる機能が備わっており、その機能には個人差があり、その機能が恒常的に高いヒトがいるとの着想を得たとしている。この機能を研究チームでは「手指バリア」と名付けた。
ちなみに、かかりやすいヒトの定義としては、過去3年間にインフルエンザに2回以上かかり、過去1年間に風邪の発症が3回以上のヒトとし、かかりにくいヒトの定義は、いずれも0回のヒトとしたとする。
「手指バリア」の活性に重要な成分とは、手汗から分泌される乳酸が重要であることが判明したという。
確かに、インフルエンザにかかりやすいって人、いるように思っていました。
結構気を付けて手洗いしていると言っていたのにかかってしまった人や、家族が皆インフルエンザになってしまったのに1人だけかからなかったとか、聞いたことがあります。
手指バリアは、消毒液や頻繁な手洗いはせず、あまり分泌物を落とさない方がいいのかな?
かかりにくい、イコールかからないでは無いので、手洗いは必要と思いますが、やり過ぎは良くないかも。