昨年(2020年)3月から中国南西部の雲南省を約500キロ北上を続けていたゾウの群れが、17か月ぶりに生息地に戻りました。
引用元
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210810/amp/k10013192801000.html
住宅街や庭を歩き回ったり、畑を荒らしたりして、数百万ドル相当の農作物に被害が出ていたようです。
避難した住民は延15万人。
警官2万5000人以上が車両やドローンを飛ばすなどして監視を続け、7月には群れから離れた1頭を捕獲し生息地に戻していました。
ゾウを正しい道へ誘導するため電気柵やえさなどが使われ、8月8日夜、14頭のゾウが生息地の自然保護区からおよそ26キロの所まで戻って来たと発表。
なぜこれほどの長距離を移動したのか、理由は分かっておらず、専門家は「新たな住みかや食べ物を求めて移動するのは正常な行動であり、今後も起きる可能性がある」と話す。
長い旅も取り敢えず終了。
自ら戻ったのではなく、エサや柵の誘導によって南に進路を取ったようで、確かに今後も同じようなことが起こりそうです。
それにしても、日本では起こりそうにない広い中国独特の珍事件でした。